Acco in New York

2014年7月から1年ちょっとニューヨークで暮らします

カンクンに行ってきました〜チチェン・イツァ〜

今日はもう12/30。ここのところ更新が途絶えがちでしたが、今年のことは今年のうちに、ということで今日はブログをたくさん書こうと思います。
カンクン3日目は1日ホテル前のビーチやプールで過ごしました。4日目はチチェン・イツァという、マヤ文明の遺跡のツアーへ。
朝6:15にお迎えが来るので5時に起床。当日朝、お腹を壊していることが判明し(しかも部屋のトイレに入ろうとしたら、ドアが内側から鍵がかかってしまい、開かなくてパニックになりました。ホテル一階のトイレまでダッシュし、どうにか間に合いましたが。)キャンセルしようか迷いましたが、一番楽しみにしていたので行くことに。
朝6:15にお迎えが来て、3時間ほど車で移動。その日はカンクンのホテルゾーンは雨だったのですが、チチェン・イツァのあたりは晴れ。チチェン・イツァはカンクンより200キロくらい西に位置するので、天気も違うんですね。
エル・カスティージョ。チチェン・イツァ遺跡の中心的建造物であるピラミッド。マヤ文明は正確な暦を作っていて、このピラミッド自体がカレンダーでもあるらしい。蛇がトグロを巻いて座っている形を表しているとも言われている。マヤの人々は、ククルカンという羽毛の生えた蛇の姿の神を崇めていた。昼と夜の長さが同じになる春分と秋分の日に、太陽が西に傾くと、階段の側壁にピラミッドの影が蛇の胴体の形となって浮かび上がり、それが北側の階段下にある蛇の頭の石像と合体して大きな蛇の形になるのだそう(ククルカン降臨という現象)。これは非常に正確な天文学と建築学の知識を持っていたという証らしい。
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球技場。ゴムボールを腰で蹴って、7メートルの高さのゴールに入れるゲームをしていた場所。勝ったチームのリーダーが生贄として殺されていたらしい。ゴールの写真。
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聖なる泉セノーテ。今は泥がたまって沼みたいになっているけど、昔は真水の泉だった。生贄が投げ込まれていたという説も。
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天文台。正確に天文観測できる設計になっている。
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マヤの暦でカレンダー作ってもらいました。
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マヤ文明は紀元前に始まり、16世紀頃に滅亡。独特の文字や数字(0の概念を初めて見つけたのはマヤ人だとも言われている)も持ち、多くの文献もあったはずなのですが、その後スペイン人がこの地にやって来た際、キリスト教を広めるために、マヤの文献はすべて焼き払ってしまったそう。もったいない!そのため、マヤ文明について今語られていることは全部憶測なんだそう。
ちなみに不安要素だった私のお腹はどうにか持ちこたえましたw。この遺跡のトイレは小綺麗で、とても助かりました。メキシコはトイレットペーパーを流してはいけなくて、専用の屑籠に入れるタイプなのですが、それでもどのトイレもマンハッタンの多くのトイレに比べて全然綺麗でした。お腹を壊した理由は、毎日冷たい海やビーチに入ってジュースを飲みまくってたからだと思っていたのですが、友人に話したところ「メキシコの水にあたったんじゃない?」とのこと。確かに、うがいのときにちょっと飲んじゃったかも。ネットで調べたところ、メキシコの水道水でお腹を壊す人は結構いるみたい!お腹の不具合はニューヨークに帰ってからも数日続きました。。
ツアーの話はもうちょっと続くので、次の記事に書きます。